売上金額をここで公表するわけではありませんが、実際にEU-Amazon5カ国で販売した国ごとの売上比率は、以下の通りです。
ドイツ:63%
フランス:13%
イギリス:8%
スペイン:9%
イタリア:6%
小数点以下は切り捨てていますので100%になりませんが、2018年9月2日時点の直近30日の国別売上比率は以上のとおりでした。
ドイツメインで販売しているのでドイツが売上多いのは当然ですが、意外に多いのがフランスです。
Amazonの世界売上国別順位をいろいろ探してみたのですが、
1.アメリカ
2.ドイツ
3.日本
4.UK(イギリス)
までしかわかりませんでした。
5位はカナダかフランスだと思いますので、EU内ではドイツ、イギリス、フランスの順に売上は大きいと思われます、あくまで推測ですが。
逆に意外に少ないのがイギリスです。
中国輸入Amazon販売者としてはライバルが多いからだと思います。
ヨーロッパで一番中国人セラーの多い国はイギリスのはずですから、
以上の情報が何の役に立つかというと、EU-Amazonに進出した際の力の入れ方が変わります。
通常は市場の大きい国から順に力を入れるわけです。
しかし、英語であることと日本から輸出しやすい国であるイギリスは、中国輸入に限って言えば、実は比較的難しい市場なのです。
逆に市場はイギリスに比べ小さいフランスは中国人セラーが少ないため、比較的参入し易い市場です。
スペインとイタリアに関してはなんとも言えませんが、時期によっては上記売上比率より大きく、10%ぐらいになることもあるので、無視できない、という感じですね。
実は最初、ドイツAmazonでのみ販売しようとしていました。
仮にドイツのみで売っていたら、現在の6割ちょっとしか売上はなかったことになります。
他の4カ国で4割近い売上があるので結構重要な売上になっています。